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お知らせ 2025.05.16

第8回消費者教育実践セミナー(2025年3月28日)開催をレポートします!

2025年3月28日(金)に「第8回消費者教育実践セミナー」を開催しました。今年は全国から37名の方にご参加いただきました。
消費者教育実践セミナーは当センターが主催し、例年消費者教育を担う教員、地方自治体の消費者教育コーディネーターを対象として実施しています。
8回目を迎える今回のテーマは「今求められるメディア・リテラシーの育成~デジタル社会において主体的に意思決定する力をつける~」として実施いたしました!

基調講演には、東京学芸大学先端教育人材育成推進機構の上杉嘉見准教授をお招きし、カナダの高校社会科で消費者教育のなかで行われていた広告学習が、メディア・リテラシー教育へ変遷していった経緯などについて説明があり、現代の教育現場で求められる消費者教育についてご講演をいただきました。

次に授業体験としてスマートニュースメディア研究所の山脇様、長澤様より「SNSのアルゴリズムに自分がなってみる」として授業を体験していただき、自分自身に届かない情報があることやフィルターバブルの問題点の理解を深めました。



▲授業体験の様子
「SNSのアルゴリズムに自分がなってみる」

つづいて、LINEみらい財団の西尾様には災害時における情報との付き合い方に焦点を当てた教材「ソーシャルメディア時代の受信者と発信者のリテラシー ー情報防災訓練-」を体験的にご紹介ご紹介をいただきました。


▲教材体験の様子
「ソーシャルメディア時代の受信者と発信者のリテラシー ー情報防災訓練-」

また最後にはワークショップ「デジタル社会において主体的に意思決定する力をつけるには?」として、講演や体験をもとにメディア・リテラシーを育成するにはどうしたらよいかを話し合いました。
グループごとに活発な議論がなされ、「デジタルツールの良さを認めつつ上手につきあっていくことが欠かせない」、「学校だけでなく家庭や職域でも様々な消費者教育が提供されていくことが望まれる」、「自分で判断ができるようになるためには、幼少期からの関わり合いや学習も大切である」といった意見が発表されました。


▲ワークショップの様子
「デジタル社会において主体的に意思決定する力をつけるには?」

開催概要:2025年3月27日(金) 13:00-16:45
会場:品川区立総合区民会館(きゅりあん)大会議室
対象:教員、消費者教育コーディネーター
参加費:無料
共催:全国小学校家庭科教育研究会、全国中学校社会科教育研究会、全国高等学校長協会家庭部会、全国家庭科教育協会
後援:全国小学校社会科研究協議会、全日本中学校技術・家庭科研究会(申請中)、全国公民科・社会科教育研究会
協賛:一般財団法人パロマ環境開発技術財団


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