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一般財団法人 家電製品協会が取り組む「学ぼう!スマートライフ」の学校での活用推進に向けた教員を対象とした「サーキュラーエコノミ―をめざす工場見学」を実施!(2025年8月20日実施)
家電製品協会は、2025年8月20日(水)に小学校向けの教材制作の一環として家電の一生をテーマにした小学校教員を対象にした工場見学を実施しました。
当日は、横浜市にある家電のリサイクル工場である東芝環境ソリューションと静岡市にある三菱電機静岡製作所を見学しました。
家電製品が、企画段階からリサイクルを考え設計されている様子や、環境への取り組み、人とAIの力で製品が生み出される現場と大量に運び込まれリサイクルされていく現場を見学して、今後の授業のイメージが膨らんだようです。
当日の様子とともに参加者の感想をレポートします!

テレビの分解は手作業で行われていました



・印象に残ったのは、多くの人の手で「ねじ」を一つずつ外して分解している点。購入する時に、リサイクルを考えて選ぶことをぜひ学ばせたい。
・リサイクルについて頭で分かっていても実際に見ると違う。ゴミ処理場に行くが、家電のリサイクルの見学は今までにない視点だ。
・リサイクルの仕事は静脈産業、製造は動脈産業という言い方をされる。循環をしたら静脈も動脈もない。全部大事だ。今後、てこ入れして環境教育を広げていきたい。
・子供に身近な家電が、解体されて何になるのか学ばせたい。
エアコンのショールームで最新の省エネ機能を説明いただき、そのエアコンが工場で製造されている様子を見学しました。

エアコンフィルターの分解を体験!

ルームエアコン製造部先行開発グループマネージャー様


・「つくる」ことのすばらしさに気づかせたい。理科的な物の考え方や「ものづくり」に対する考え方を身につけさせたいがそれを体験できたり、知ったりする場がない。大事な点だ。
・「スマートライフ」ということで、節電やリサイクルに注目して見学をした。これまでに見る機会がない世界だったので視野が広がった。子供にも「こんな仕事がある」とキャリア教育で活用できる。
・何でも機械に任せればよいと考えるのではなく、あえて人の手でつくる。これが大事。
・物の購入では、値段が安いものを選びたいと考える子供が多い。自分の生活をふり返って、どうしたいか、どうありたいかを考えられるようにさせたい。
家電製品協会は、小学校向けの教材訴求の一環としてHPを制作しています。
HP「省エネ家電deスマートライフ」キッズ版 教育教材コンテンツ(外部サイト)